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HMG OUTLINE
製品概要
※1
予圧
LMブロックの剛性を高め
るため、あらかじめ転動体
(ボール)
に与える内部荷
重をいいます。なお、HMG
形は、すべてご指定のすき
ま調整がなされた状態で出
荷されますので、予圧の調
整が不要です。
ラジアルすきま規格
LMガイドのラジアルすきまは、走り精度、耐荷重性能や剛性に大きく影響するので、用途に応
じた適切なすきまの選定が大切です。
一般的には、往復運動から生じる振動・衝撃を考慮して、
マイナスすきま
(予圧
※1
を与えた状態)を選定することが
寿命および精度に好影響をもたらします。
ラジアルすきま
単位:μm
15
– 4∼+2
– 12∼ – 4
25
– 6∼+3
– 16∼ – 6
35
– 8∼+4
– 22∼ – 8
45
– 10∼+5
– 25∼ –10
65
– 14∼+7
– 32∼ –14
呼び形番
普通
軽予圧
記号なし
C1
※2
走り平行度
LMレールを基準ベース面
にボルトで締付けた状態
で、LMブロックをLMレール
の全長にわたり走行させた
ときの、LMブロックとLMレ
ール基準面部同士の平行
度誤差。
※3 高さMのペア相互差
同一平面上に組合される
各々のLMブロックの、高さ
(M)寸法の、最小値と最
大値の差。
※4 幅W
2
のペア相互差
1本のLMレールに組合され
る各々のLMブロックとLM
レール間の幅
(W
2
)
寸法の、
最大値と最小値の差。
W
2
M
B
D
C
A
R
直曲ガイドHMG形の精度は、走り平行度
※2
、高さ・幅の
寸法許容差
※3,※4
、1軸に数個のLMブロックを使用する
場合や、同一平面上に数軸取付ける場合に必要となる
高さ・幅のペア相互差を規定しています。
(なお曲線部で
はすきまが発生いたします。
)
HMG形の精度は、下表のように形番ごとに定められています。
単位:mm
呼び形番
精度規格
並級
項目
記号なし
高さMの寸法許容差
±
0.1
高さMのペア相互差
0.02
15
幅W
2
の寸法許容差
±
0.1
幅W
2
のペア相互差
0.02
A
面に対するC面の走り平行度
下表による
B
面に対するD面の走り平行度
下表による
高さMの寸法許容差
±
0.1
高さMのペア相互差
0.02
25
幅W
2
の寸法許容差
±
0.1
35
幅W
2
のペア相互差
0.03
A
面に対するC面の走り平行度
下表による
B
面に対するD面の走り平行度
下表による
高さMの寸法許容差
±
0.1
高さMのペア相互差
0.03
45
幅W
2
の寸法許容差
±
0.1
65
幅W
2
のペア相互差
0.03
A
面に対するC面の走り平行度
下表による
B
面に対するD面の走り平行度
下表による
精度規格
HMG形 LMレール長さと走り平行度
単位:μm
単位:μm
LMレール長さ[mm]
走り平行度の値
こえる
以下
並級
無記号
―
125
30
125
200
37
200
250
40
250
315
44
315
400
49
400
500
53
LMレール長さ[mm]
走り平行度の値
こえる
以下
並級
無記号
1
500
1
630
58
1
630
1
800
64
1
800
1000
70
1000
1250
77
1250
1600
84
1600
2000
92