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G-24

スターデルタ開閉器

SDシリーズ

概 要

SDシリーズは、手動式の始動機で、スターデルタ始動が
可能な堅牢なドラム構造のスターデルタ開閉器です。ス
ターデルタ始動とは、電動機の始動による電源の電圧降下
を緩和させるための始動方法の一つで、広く一般的に用い
られています。
スターデルタ始動では、まず固定子巻線をスター接続し
て、電動機を始動させます。その後、電動機の回転速度が
ほぼ定格になった後、デルタ接続に切り換えて定格運転を
始めます。この方法により、始動電流を1/3に制御でき、
始動トルクも1/3に減少します。始動の際には、無負荷あ
るいは、軽負荷の状態にする必要がありますが、安価で取
り扱いも容易なため広く利用されています。

一般仕様

接点の定格

製品一覧

タイプ名

SD 2B
SD 30
SD 50

標準価格(税別) 概略質量(kg)

ブッシング

¥16,100

2.4

φ22×3

¥22,600

3.4

φ26×3

¥41,800

5.7

φ32×3

①停止(O)

②始動(Y)

③運転(△)

動作概要

可動接点が回転して、スターデルタ始動への切替を行います。

耐電圧

AC1500V
1分間

接続端子

M6ねじ(線押え)
M6六角ナット
M8六角ナット

締付トルク

(N・m)

4∼5

8∼13

絶縁抵抗

100MΩ以上

(DC500Vメガー)

タイプ名 定  格 最大適用電動機容量

絶縁電圧 3φ(三相)200/220V

SD 2B

AC250V

15kW

SD 30

22kW

SD 50

37kW

R S T
電 源

M

TW1

SV1

RU1

U2

W2

V2

U2 V2 W2

U1 V1 W1

(X) (Y) (Z)

(U) (V)(W)

R S T
電 源

M

TW1

SV1

RU1

U2

W2

V2

U2 V2 W2

U1 V1 W1

(X) (Y) (Z)

(U) (V)(W)

TW1

SV1

RU1

U2

W2

V2

U2 V2 W2

U1 V1 W1

(X) (Y) (Z)

(U) (V)(W)

R S T
電 源

M

備考 「誘導機」規格のJEC-37-1979がJEC-2137-2000へ改正されたのに伴い、端子記号の変更が行わ

れました。SD2B, SD30, SD50の端子記号はこれに合わせてあります。

項 目

材質(色)
ケース、カバー

周囲温度
相対湿度
取付場所

耐久性

準拠規格

仕  様

鋼板
アイボリー色(マンセル5Y7/1相当)
−10∼+40℃

(ただし、氷結または結露しないこと)

45∼85%
異常な振動、衝撃を受けない所とする。
機械的 5000回(開閉頻度 30回/時)
電気的 5000回(開閉頻度 30回/時)(AC3)
JEM1388(スターデルタ始動器)

使

接続図

U2
(X)

V2
(Y)

W2

(Z)

U1
(U)

V1
(V)

W1
(W)

R S T

電 源

スターデルタ電動機

TW1

SV1

RU1

U2

W2

V2

0 → Y → △

0 → Y → △